ノンアルコール・ビールは、各社とも工夫を凝らしてどんどん美味しくなっているようですが、ノンアルコール・ワインはまだまだ種類も少ないですね。見つけるたびに試してみているのですが・・・
はじめから多くは期待していないのですが、妥協できるレベルのものすら、なかなか見つかりませんでした。たいていものは、なぜか、わざわざ甘くしてあるのです。だったら果汁100%ジュースの方が美味しいんじゃないかと思ってしまいます。
何かないものかと探すうちに、ようやく、甘くないノンアルコール・ワインに巡り合いました。ドイツのカール・ユング(Carl Jung)のシリーズ(白、赤、スパークリング各種)のワインには、いずれも変な甘みがありません。それなりにワインを飲んでいる気分にさせてくれる味です。まさに普通の安ワインの味で(笑)、アルコールOKの方は決して美味しいとは思われないでしょうが、それでもワインの範疇に入れることができると初めて思えました。
こちらは白、リースリングです。
ちゃんとリースリングらしく、微発砲なのですよね。憎い!
病気でなくても、運転の必要があるとき、妊娠中・授乳中のときなど、アルコールを摂取できない場面というのは、誰でも経験するものだと思います。普段は必要なくとも、選択肢を知っておけば役立つこともあるのではないでしょうか。