Home > [サラダ, 前菜, 市販品] > ニース風サラダ【低脂肪】

ニース風サラダ【低脂肪】

インゲン豆は、フランスでは最も身近で安い野菜のひとつ。学食の付け合せといえば大量のインゲン豆といった具合です。スーパーの野菜コーナーにも、いつも山盛りにしてあって、皆、わしづかみをして袋にたっぷり詰めます。サラダにも付け合せにも、とにかくふんだんに用いるのです。日本でいうと、ちょうどもやしのような感じでしょうか。インゲン豆の脂質は、100gあたり1g程度。日本人の感覚なら問題ない範囲ですが、フランス人たちの真似はやや危険かもしれません(笑)。

日本ではなかなかそうはいきませんが、先日、少し安く手に入ったので、ニース風サラダにしてみました。ニース風サラダに何を入れるか、これはいろいろ議論があるようですが、とりあえず脂質の高いオリーヴを抜き、ゆで卵も抜き、サラダとインゲンとじゃがいもとトマトのみ。アンチョビはソースを使いました。バルサミコ酢とワインビネガーに、アンチョビソースを少量混ぜたノンオイルドレッシング。アンチョビの塩気と香りがアクセントになって、なかなか良い感じに仕上がりました。

以前にもご紹介しましたが、アンチョビソースはノンオイル。日本では、オリーヴオイル漬けのアンチョビばかりなので、アンチョビそのものを使うことはためらわれますが、このソースを使えば、アンチョビの香りとちょっとした風味を付け加えることができて便利です。ただし、相当に塩辛いので、量にはご注意を!

    
<<